バリューコア(value-core.net)のThreads→LINE→Discord誘導を検証 BULL360・BULLfxoも継続して注意喚起
消費者支援協会は2026年8月、VALUE CORE(value-core.net/バリューコア)について、相談者から提供された資料と公開情報をもとに追加調査を実施しました。SNS上の副業募集からLINE・Discordへ誘導され、暗号資産送金や出金前の追加費用請求へ進んだ相談事例の詳細を公開します。

VALUE CORE(value-core.net/バリューコア)で確認した副業詐欺の手口
消費者支援協会へ寄せられた相談では、Threads上の副業投稿をきっかけに接触し、その後LINE、Discordへと連絡手段を移していく流れが確認されています。
当初はスマートフォンで行うデータ入力の副業として紹介され、「1件600円」「1日15件前後」「月20万円以上も可能」といった説明が行われていました。
その後、通常のデータ入力作業とは異なる、自己資金を使用する「特別イベント」が案内されたとされています。
相談資料では「自分の未来リスタートイベント」と称する企画について、最低参加額30万円、参加金額の5倍、利益500%、利益の90%を参加者へ配当、即日出金できるといった説明が確認されています。
相談者はその後、暗号資産を購入して指定先へ送付。取引操作後には「操作の失敗によって損失が生じた」と説明され、損失回復を理由として代理作業や追加資金を案内されたと申告しています。
さらにサイト上には高額な残高や「給料」が表示されましたが、出金に関連して「納税」「技術料」「送金手数料」などの追加費用を求められたとされています。
今回確認した相談事例では
Threads上の副業投稿
↓
LINEへ移行
↓
データ入力副業を案内
↓
Discordへ誘導
↓
自己資金を使う特別イベントを案内
↓
暗号資産を送付
↓
操作ミス等を理由に追加資金を要求
↓
サイト上に高額な残高・報酬を表示
↓
出金段階で追加費用を要求
という流れになっています。
最初から「投資」として接触するのではなく、一般的な副業を入口として段階的に自己資金の投入へ進んでいる点に注意が必要です。
VALUE CORE(value-core.net/バリューコア)の残高表示・運営情報・出金前の追加請求を調査
消費者支援協会では、相談者から提供された資料だけでなく、VALUE COREの公開ページや一般公開されていたプログラムコード、ドメイン情報、金融当局等の公開情報についても確認しました。
相談者から提供された画面では、代理作業後とされる状態で「残高540万円」「給料53万7,000円」という表示が確認されています。
一方、調査時に一般公開されていたコードには、管理者側から利用者情報を管理し、利用者の残高を増減できる機能が含まれていました。また、取引について「TOP」「BOTTOM」を設定する管理機能も確認されています。
そのため、サイト上に利益や残高が表示されていることだけをもって、同額の資産が実際に存在し、自由に出金できることが証明されるものではありません。
また、VALUE COREのサイトではValue Core Inc.による運営等が表示されていましたが、調査時点において、日本の金融庁が公開する暗号資産交換業者一覧、およびコスタリカのSUGEF・SUGEVALの公開情報から、Value Core Inc.に一致する名称は確認できませんでした。
現在の「value-core.net」のドメイン登録日は2026年6月15日と確認されています。
さらに相談資料では、出金に関連して「納税」「技術料」「送金手数料」などの追加費用を求められたとされています。
「支払えば出金できる」と説明されても、追加送金によって出金できることが客観的に確認できない場合には、送金を急がず、これまでのやり取りや送金記録を保存することが重要です。
なお、「VALUE CORE」「Value Core」「バリューコア」と同一・類似名称を使用する企業・サービスが存在します。本件の調査対象はvalue-core.netであり、同名・類似名称の別企業・サービスとの関係を示すものではありません。
BULL360・BULLfxoも継続して注意が必要な事案として情報公開
消費者支援協会では、新たに確認されたサービスだけでなく、これまでに相談が寄せられた事案についても継続して情報を確認しています。
その中で、現在も注意が必要な事案として情報を公開しているのが「BULL360」と「BULLfxo」です。
BULL360については、SNSや著名人等を想起させる広告などを入口として投資へ誘導され、暗号資産の購入・送金へ進んだとする相談が寄せられています。利益等が表示された後、保証金や証拠金などの追加費用を求められたとする相談事例についても情報を公開しています。
BULLfxoについても、オンライン広告等から投資へ誘導され、電話やZoom等を利用して手続きを進めたとする相談事例について調査情報を公開しています。出金段階で税金や本人確認費用等の追加支払いを求められたとする申告も寄せられています。
消費者支援協会では、新しいサイト名が確認されるたびに個別に注意喚起するだけでなく、過去の相談事例との共通点や勧誘経路、送金方法、出金時の追加請求などについても継続的に分析しています。
SNS型投資詐欺・副業詐欺で共通する勧誘パターンに注意
最近寄せられているSNS型投資詐欺・副業詐欺に関する相談では、サービス名やサイトのデザインが異なっていても、勧誘から送金までの流れに共通点がみられます。
代表的な相談パターンとして
・Threads、X、InstagramなどのSNSで接触する
・副業、投資、著名人等を利用した投稿や広告から誘導する
・LINE、Discord、Telegram等へ連絡手段を移す
・少額の報酬や利益などを示して信用させる
・途中から自己資金の投入を求める
・銀行振込や暗号資産で送金させる
・サイトやアプリ上で高額な利益・残高を表示する
・操作ミス、税金、保証金、手数料等を理由として追加送金を求める
・出金申請後も資金を受け取れない
といった流れが確認されています。
特に、最初は「副業」「無料」「簡単な作業」などとして案内されていたにもかかわらず、途中から自己資金の投入を求められた場合には注意が必要です。
すでに送金している場合には、相手とのLINEやSNSのやり取り、利用したサイトのURL、残高画面、追加費用を要求されたメッセージ等を削除せず保存してください。
今後の展望 サイト名だけでなく詐欺の「手口」そのものを継続分析
消費者支援協会では今後も、相談者から寄せられた情報や公開情報をもとに、SNS型投資詐欺、副業詐欺、仮想通貨・暗号資産を利用したトラブルについて調査と情報発信を継続します。
特にVALUE CORE(value-core.net/バリューコア)の相談事例のように、最初から投資を勧めるのではなく、副業募集や簡単な作業を入口として接触し、LINEやDiscord等へ移動した後、自己資金の投入や暗号資産送金へ進む手口について情報収集を強化します。
また、新しいサービス名やドメインだけを追うのではなく、「どこで接触したのか」「どのように信用させたのか」「いつ自己資金を求められたのか」「どのように送金させたのか」「出金時に何を理由として追加費用を求めたのか」という一連の構造を分析します。
VALUE COREをはじめとする新たな相談事例に加え、BULL360・BULLfxoなど過去に情報を公開した事案についても継続して確認し、新たな情報が確認された場合には随時更新していく予定です。
消費者支援協会は、SNS型投資詐欺や副業詐欺による被害を未然に防ぎ、すでにトラブルに遭った方が適切な相談先へつながるための情報提供を今後も進めてまいります。
備考
本リリースは、消費者支援協会へ寄せられた相談内容、相談者から提供された資料および確認可能な公開情報等をもとに作成しています。相談者からの申告内容と公開情報から確認した事項を区別して記載しています。
「VALUE CORE」「Value Core」「バリューコア」と同一・類似する名称の企業・サービスが存在しますが、本リリースの調査対象は「value-core.net」です。同名・類似名称の別企業・サービスとの関係を示すものではありません。
【会社概要・お問い合わせ先】
| 会社名・屋号 | 消費者支援協会 |
| 公式サイト | https://www.shoshishakyokai.org/ |
| VALUE CORE(value-core.net/バリューコア)詳細記事 | https://www.shoshishakyokai.org/value-core-scam/ |
| VALUE CORE(value-core.net/バリューコア)公式note | https://note.com/rupo_sagi/n/n6f6d65acd036 |
| BULL360 詳細記事 | https://www.shoshishakyokai.org/bull360-sagi-henkin/ |
| BULL360 公式note | https://note.com/rupo_sagi/n/n0ac32105690e |
| BULLfxo 公式note | https://note.com/rupo_sagi/n/n7955082f9967 |
