【注意喚起】「攻撃されなくても情報は漏れる」―復旧作業中設定ミスが招いた7万人規模情報漏洩、Googleドライブ共有管理にも同じ罠

日常業務のヒューマンエラーが招く情報漏洩リスクと、その予防策について

DriveChecker株式会社(Googleドライブ共有管理ツール「DriveChecker」運営)は、企業のクラウド利用における「設定ミス」に起因する情報漏洩リスクについて、注意喚起を目的とした本レポートを公開いたします。

Googleドライブ 情報漏洩

サイバー攻撃ではなく、復旧作業中の設定ミスが原因

2026年7月18日、大手物流会社が運営する会員制Webサービスにおいて、システム不具合からの復旧作業中に発生した設定ミスにより、約7万人分の利用者情報に影響が及んだ可能性があると公表されました。配達予定を知らせる通知メールの一部に、本来とは異なる利用者の氏名・メールアドレス・お問い合わせ番号が表示される事象が発生したというものです。対象に住所やクレジットカード情報は含まれておらず、同社は第三者による不正アクセスやサイバー攻撃ではないと説明しています。
この事案が示しているのは、情報漏洩は必ずしも悪意ある攻撃者によって引き起こされるとは限らないという事実です。システム障害への対応という、担当者にとってはごく日常的な緊急作業の中で生じた設定変更のミスが、結果として大規模な情報漏洩につながりました。攻撃を防ぐ対策をどれだけ強化しても、内部の設定変更プロセスにチェック体制がなければ、同種のリスクは残り続けます。

同じ構造のリスクは、Googleドライブの共有設定にも存在する

弊社が運営する「DriveChecker」は、企業のGoogleドライブにおける共有設定を可視化・管理するツールです。日々多くの企業のGoogleドライブ運用を支援する中で、私たちは上記の事案と本質的に同じ構造のリスクを数多く目にしてきました。

・退職者・異動者のアカウントに共有権限が残ったまま放置されている
・「リンクを知っている全員」に設定したまま、社外秘フォルダが公開状態になっている
・一時的な確認のために変更した共有範囲を、元に戻し忘れている
・大量のファイル・フォルダを扱う中で、どこが誰と共有されているかを担当者自身が把握できていない

こうした設定は、いずれも「攻撃」ではなく「うっかり」から生まれます。しかし結果として社外に情報が漏れてしまえば、被害の実態は不正アクセスによる漏洩と何ら変わりません。むしろ、攻撃の痕跡がない分、発覚が遅れるケースも少なくありません。

変更管理と第三者確認が、最も現実的な予防策

今回の事案からの教訓は、「緊急時の作業ほど、変更内容の第三者確認が必要」ということに尽きます。Googleドライブの共有設定においても同様で、
(1)誰が・どのファイルを・誰と共有しているかを定期的に棚卸しする
(2)公開範囲が広すぎる設定を自動的に検知する仕組みを持つ
(3)権限変更が発生した際に、それを可視化し記録に残す
といった仕組みを平時から備えておくことが、実際に有効な対策となります。
「DriveChecker」は、これらの棚卸し・検知・可視化を自動化し、担当者の目視確認に頼らない共有設定管理を実現するツールです。情報システム部門の方々に向けて、日常業務の中に潜む「うっかり」を仕組みで防ぐお手伝いをしています。

会社概要

DriveChecker株式会社
事業内容:Googleドライブ共有管理ツール「DriveChecker」の開発・運営
URL:https://drivechecker.taf-jp.com/

【会社概要・お問い合わせ先】

会社名・屋号DriveChecker株式会社
所在地大阪府大阪市西区新町1丁目5−7 四ツ橋ビルディング3階
公式サイトhttps://drivechecker.taf-jp.com/
メールアドレスsupport@drivechecker.co.jp
上部へスクロール