「何を守り、何を手放すのか」家業承継と再建の記録
本書は、後藤氏が歩んできた経営者としての軌跡、家業を守る中での葛藤や決断、経営とは何か。その問いに真正面から向き合った一冊です。メッセージ図書館出版は第二弾として、日本漬物株式会社 代表・後藤浩孝氏による、三代続く家業の承継と再建の軌跡を描いた一冊を刊行しました。
経営者として、そして現場を知る技術者としての視点から、経営の本質に迫ります。

取り組みの背景
日本漬物株式会社 代表取締役・後藤浩孝氏は、三代続く家業を受け継ぐ中で、経営の対立や事業の分かれ、信頼関係の揺らぎといった大きな転機を経験してきました。
その過程においては、表には出ることのない葛藤や、誰にも共有されることのなかった判断の積み重ねがありました。しかし、それらの経験こそが、現在の経営の礎となっていると後藤氏は考えています。
一方で、こうした経営の現場で起きた出来事や意思決定の背景は、時間の経過とともに語られなくなり、やがて失われてしまうものでもあります。
「このままでは、本当に伝えるべきことが何も残らないのではないか」
そうした想いから、自らの歩みを言葉として残すことを決意されました。
本書は、成功を語るためのものではなく、迷い、葛藤しながらも選び続けてきた一つひとつの判断を記録する試みです。それは同時に、これから家業を継ぐ人や、経営の現場に立つ人にとっての問いを残すことでもあります。
後藤氏は本書を通じて、経営の本質を次の世代へと手渡そうとしています。
書籍の特徴
本書は、三代続く家業承継の現場で起きた出来事を軸に、経営者としての意思決定、現場を知る技術者としての視点、そして人と人との信頼関係に焦点を当てた一冊です。
単なる成功談ではなく、経営の対立や事業の分かれといった現実の中で、「何を守り、何を手放すのか」という選択の積み重ねを描いている点が大きな特徴です。
また、品質や製法へのこだわりといった現場感覚が、どのように経営判断へと結びついていくのかを、技術者ならではの視点で捉えている点も本書ならではの魅力です。
さらに、組織が揺らぐ局面においても人が離れなかった背景にある、数字では測ることのできない信頼の存在にも光を当てています。
本書は、経営や事業承継に関わるすべての人にとって、経営とは何か、引き継ぐとは何か、を問いかける実践的かつ本質的な記録です。
今後の展開
日本漬物株式会社では、これまで培ってきた伝統の製法と品質を守りながら、時代に合わせた新たな展開を進めてまいります。
具体的には、主力商品である「薩摩しぼり」や「漬心」シリーズを中心に、販路の拡大を図るとともに、オンライン販売や新規取引先の開拓を強化し、より多くのお客様に商品を届けてまいります。
また、百貨店催事や展示会への出展などを通じて、ブランドの認知向上を図るとともに、地域の食文化としての価値発信にも取り組んでまいります。
さらに、製造現場においては、これまで受け継がれてきた技術や品質へのこだわりを次世代へと継承しながら、新たな商品開発や製造体制の強化を進め、持続的な成長を目指してまいります。
本書の刊行を一つの節目とし、これまでの歩みを大切にしながらも、さらなる挑戦を続けてまいります。
【会社概要・お問い合わせ先】
| 会社名・屋号 | 日本漬物株式会社 |
| 公式サイト | https://tsukemono.co.jp/ |
| メールアドレス | mpro.public.net@gmail.com |
