「アルミの魅力を伝えたい」 5年間の試行錯誤 アルミメーカーUACJが「対話の場づくり」1500人超に至るまで

2026年9月29日 対話型ワークショップ体験会を開催

株式会社UACJ(本社:東京都港区、代表取締役:田中信二)が提供する対話型ワークショップ「ワークショップの素(もと)」より、お知らせです。
「アルミホイルの魅力を、もっと多くの人に知ってもらいたい」その想いから始まった挑戦は、防災用品の企画や工作イベントなど、さまざまな試行錯誤を経て、対話型ワークショップ「ワークショップの素」へとつながりました。今回は、約5年間にわたる開発の舞台裏をご紹介します。

UACJ 対話型ワークショップ

■なぜ「ワークショップの素」が生まれたのか

⚫︎最初から「ワークショップ」ではなかった
「ワークショップの素」の出発点は、一般消費者の皆さまに「アルミホイルの魅力をもっと社会へ伝えたい」という想いでした。
素材メーカーであるUACJは、アルミニウムを企業へ提供する機会は多い一方、一般の生活者と直接接点を持つ機会は決して多くありません。そこで2020年頃、社内制度※を活用して有志の社員が集まり、防災用アルミホイルの企画・開発に取り組みました。しかし、商品として販売するだけでは、アルミニウムを利用することによる効果は十分には伝わりませんでした。その後、防災をテーマとしたワークショップや展示会への出展など、「アルミに触れてもらう場づくり」を模索する活動が始まりました。
※当社で研究開発を行うR&Dセンターには最大週に1日、担当業務以外のことに取り組んでもよい制度があります。

⚫︎関係性が生まれ始めたことに着目した
活動を続ける中で、大きな転機となったのが、アルミホイルアーティストとの出会いでした。
アルミホイルで自由に作品をつくる体験をイベントへ取り入れてみると、子どもだけでなく大人も夢中になり、自然と参加者同士の会話が始まりました。「何を作ったの?」「こんな形もできるんだ!」作品そのものだけではなく、その過程で生まれる対話や笑顔が印象的でした。
「アルミホイルには、人と人をつなぐ力があるのではないか」
この気付きが、現在の「ワークショップの素」の原点となっています。

⚫︎「アルミホイルキット」ではなく「体験」を届けるという方針転換
当初は、工作用アルミホイルの商品化も検討しました。しかし、ロール型アルミホイルとの差別化や、工作という使い方の浸透には課題があり、継続的な事業として成立させることは容易ではありませんでした。
そこで発想を転換します。「アルミホイルそのものを販売する」のではなく、「アルミホイルを通じて生まれる体験そのものを届けよう」。
ブランディングパートナーとの議論や、多くの試行錯誤を経て、「アイスブレイク・ズー」をはじめとする対話型ワークショップが生まれました。アルミホイルは、作品を作るための素材を経て、人と人とをつなぐコミュニケーションツールへと役割を広げていきました。

⚫︎100社以上、1,500人以上が体験。アルミの新たな可能性
現在、「ワークショップの素」は企業や教育機関など100社以上へ提供され、延べ1,500人以上の方にご体験いただいています。
私たちは、この取り組みを通じてアルミホイルを特別な素材にしたいのではなく、「身近な素材にも新しい価値がある」ことを伝えたいと考えています。これからもアルミという素材を通じて、人と人との関係づくりや新たな対話のきっかけを生み出す活動を続けていきます。

■ワークショップ運営担当者コメント

事業責任者 竹村 沙友理 「振り返ると、この事業は最初からワークショップをつくろうとして始まったものではありませんでした。『アルミホイルの魅力をもっと知ってもらいたい』『UACJの社員も知らないアルミの新しい可能性を探索したい』という思いから、防災、展示会、工作イベントなど、できることを一つずつ試してきた結果、今の『ワークショップの素』につながっています。これからもアルミという身近な素材を通じて、人と人が自然につながる体験を届けていきたいと考えています」

■専門家コメント

中央大学大学院 戦略経営研究科 戦略経営専攻
露木恵美子教授(組織論)
関係性づくりは組織の田おこし。全ての成長の土台です
「組織における創造性や学びは、言葉やデータからだけで生まれるものではありません。互いの考えを安心して表現し、受けとめ合える関係性があって初めて育まれます。例えると、関係性づくりは作物を育てる前の『土起こし・田起こし』なのです。『ワークショップの素』は、アルミホイルという身近な素材を使って、人と人との関係性を耕し、その後の対話や協働を育む土台づくりに貢献すると考えています」

■ワークショップ体験会概要

ワークショップの素では、人事担当者・経営者・組織開発担当者を対象とし定期的に体験会を開催しています。次回は以下の開催となります。
開催日時:2026年9月29日(火)18:00-19:00
開催場所:ふれあい貸し会議室 東京A 中央区八重洲2丁目8−10 松岡八重洲ビル 2F
参加費:500円。1企業あたりの制限なし
定員:10名(先着順)
申込方法:事前申し込み制。以下URLよりお申し込みください
https://peatix.com/event/5122382

「ワークショップの素」は、「人を知ることから組織は始まる」をコンセプトに開発された対話型ワークショップです。参加者は動物や創作物を通じて自分自身を表現し、その背景にある価値観や考え方を共有します。役職や部署、経験年数を超えて対話が生まれることで、
・お互いの人柄を知る
・相手の価値観を理解する
・チーム内のコミュニケーションを促進する
といった効果が期待されます。今回の体験会では、実際のワークショップを体験しながら、人事・組織開発領域での活用可能性について考えていただきます。

■ワークショップ概要説明

「ワークショップの素」は、アルミニウム総合メーカーUACJが開発した、アルミホイルを使った対話型ワークショップです。創作活動と対話を組み合わせることで、人柄や価値観が自然に共有される場を目指して、hyphenate株式会社と共同開発されました。

「アイスブレイク・ズー」は、自分を動物で表現するワークショップです。例えば、 ・周囲を見ながら行動するのでウサギ ・のんびり見えるが意外と頑固なのでカバ ・チーム全体を見渡したいのでワシ など、自分自身の特徴を動物に投影して語ります。 このほか、「アルタワー」「プロトタイピング・ズー」などでは、チームによるアルミホイルを使った創作活動を通じて、発想や価値観の違い、共通目標に向けた取り組みを体験します。
なお、ワークショップの素の効果は、デザイン思考テストおよびPOMS2※を用いた効果検証を実施しています。詳細は以下をご確認ください。
https://nb.uacj-group.com/workshop_no_moto/LP

※POMS2:ヒトの気分状態を的確に評価しうる質問紙として世界的にも広く使われている心理評価検査(心理学に造詣のある研究者しか利用できない)。

【会社概要・お問い合わせ先】

会社名・屋号株式会社UACJ ワークショップの素 事務局
所在地東京都港区三田三丁目5番19号 住友不動産東京三田ガーデンタワー
担当者名ワークショップ担当
電話番号08062863469
公式サイトhttps://workshop.uacj-group.com/
メールアドレスcontact@workshop-no-moto.me
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